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ヘルスケア研究に活用して!リハビリツール利用者の運動データ公開へ

ヘルスケア研究に活用して!リハビリツール利用者の運動データ公開へ ICT・テクノロジー

運動支援ツール利用者の運動データをヘルスケアやリハビリ業界に価値ある貢献をしようと、ツールを提供するリハサク(東京都港区)が新たに専用ラボを設立、ヘルスケアやリハビリ業界に収集した運動データをもとに調査、分析したデータを提供していくことを発表しました。その背景を取り上げます。
  

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250以上の施設が活用するSaaS型リハビリツール

リハサクが提供する運動支援ツール「リハサク」は、施設にいる医療従事者と自宅の患者と円滑なコミュニケーションをつかさどるもので、250以上の施設に導入されています。ソフトウェアが提供する側のサーバにあるまま、インターネットを介し必要な機能を必要なだけ活用できるSaaS(サーズ:Software as a Service)というモデルで提供されているもので、昨今の新型コロナウイルスの影響から、オンラインで利用者とのコミュニケーションや接点を強化したいというニーズの高まりに応えるものとして活用が広まっているといいます。

ヘルスケア研究に活用して!リハビリツール利用者の運動データ公開へ

サービス紹介ページと概要
https://rehasaku.net/lp/6?utm_source=PRpost201001&utm_medium=PR201001&utm_campaign=lp6

リハサクラボで行動変容を促進するナレッジを蓄積し提供

そのリハサクが、利用者の運動データを提供することにした背景は、“リハビリ業界において運動療法に関する論文やエビデンスは数多く存在しているものの、運動療法を指導したことによる効果を経時的に示した調査は少ない”という現状を鑑みたもの。
  
同社のミッションである「セラピストも患者も幸せにする」の実現やリハビリ業界の発展に邁進するため、「運動実施者の痛みの変化」や「運動の実施状況」等の経時データを基にエビデンスを構築していくとし、同時に専用ラボであるリハサクラボを設立し、運動に対する行動変容を促進する仕組みやナレッジを蓄積していくとしています。
  

ヘルスケア研究に活用して!リハビリツール利用者の運動データ公開へ

リハサクラボでは運動支援システム「リハサク」から得られるデータやマーケティング調査などから得られたデータを分析し、医療に関わる方々を対象に情報を公開するオープンラボです。

信頼のあるデータ配信を行うにあたり京都大学においてPh.Dを取得された藤本修平氏をCRO(Chief Research Officer)として迎え入れています。

第一弾では、藤本修平氏監修の元、医療法人社団鎮誠会 内野翔太氏執筆にて3本の記事がリリースされています。

・リハサクの効果的な活用方法 ~利用者の特徴と関連性について~
・リハサクの記録機能を活用した効果的な治療への検証
・リハサクを活用した年代別の特徴

リハサクラボが提供する新しい価値

1) 「リハサク」を利用するセラピスト、患者の利用体験向上
リハサクラボから得られたデータ結果を基にリハサクのアルゴリズム構築やUI/UXを改善し、結果的に運動支援システム「リハサク」を利用するセラピスト、患者の利用体験向上に貢献して参ります。
  
2) 従来にはない患者の行動データを用いたデータ分析結果の公開
多施設から得られる運動指導の経時的なデータや、通院終了した患者のデータなど、これまでの取得出来なかったデータを元にビッグデータ分析を行って参ります。
  
3) 研究員が活躍できる場を提供
リハサクラボは今後オープンラボとしてヘルスケア分野での研究に興味のある研究者や医療従事者と共に業界の発展に向けて活動をして参ります。

藤本修平氏の略歴
株式会社まぁてぃヘルスケア 代表取締役、Ph.D(Public Health)
1985年生まれ。2009年に理学療法士免許を取得し、脳卒中・小児患者を主とした臨床現場に約7年間従事。2015年の株式会社メドレーへの参画を期に、その後株式会社リンク&コミュニケーション、豊田通商株式会社グループでヘルステックや店舗開発などのPdMとして参画。並行して、ヘルスケアに特化したマーケティング、エビデンス創出などのコンサルティングを受託する株式会社まぁてぃヘルスケアを立ち上げ、これまで製薬企業、ヘルスケアベンチャー、介護施設、商社グループなど60法人以上に導入されている。2019年には京都大学においてPh.Dを取得。論文・書籍など多数。
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