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高齢者施設の安心・安全をAIで見守る転倒検知システム

高齢者施設の安心・安全をAIで見守る転倒検知システム 製品・サービス

グローリーとエコナビスタが共同開発した転倒検知システム「mirAI-EYE(ミライアイ)」。赤外線3次元センサーを活用し人の骨格から姿勢を正確に認識できるというグローリーが開発したAI画像認識技術が活かされています。

高齢者施設の安心・安全をAIで見守る転倒検知システム

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AI画像認識技術が転倒を正確に検知

3Dセンシングは、介護など見守りシステムはじめ、ロボットや搬送装置の自動制御などにかねてから注目されている技術で、2D画像の情報に加え距離情報(深度)を画像データとして取得できるもの。より高精度に確実に物体を検出することができるようになります。赤外線を用いることで暗い環境でも問題なく情報が取得できます。
グローリー(兵庫県姫路市)はその赤外線3Dセンサーを活用したAI画像認識技術を開発。人の骨格から姿勢を正確に認識できるその技術を応用し、高齢者見守りサービスなどを展開するエコナビスタ(東京都千代田区)と共同で開発した転倒検知システムが「mirAI-EYE(ミライアイ)」です。

赤外線3Dセンサーにより読み取った入居者の姿勢をAIが「転倒」と判断すると、エコナビスタの高齢者見守りサービス「ライフリズムナビ+Dr.」と連動し、事業所の管理PCや介護スタッフのモバイル端末へ通知します。

高齢者施設内では転倒による事故が多く、特に早朝や深夜の時間帯に多いこともあり、介護スタッフは昼夜を問わない居室への見回りが大きな負担となっています。また見守りシステムを導入していても、高齢者のものを拾う動作やベッドに座る動作から転倒や異常と誤って通知するケースも見受けられています。
「mirAI-EYE」は、そうした誤検知による問題を解決し、より高精度な検知を可能にするシステムとして位置付けられています。

転倒検知システム「ミライアイ」の特長

高齢者施設の安心・安全をAIで見守る転倒検知システム

1. 転倒事故を早期発見し、介護スタッフの負担を軽減
赤外線3次元センサーにより読み取った入居者の姿勢をAIが「転倒」と判断すると、ライフリズムナビ+Dr.と連動し、事務所の管理PCと介護スタッフのモバイル端末へ通知します。
また、「転倒」だけではなく、転倒に至りそうな「起き上がり、端座位、離床、ずり落ち、横たわり」を含めた6動作を検知するため、訪室が必要なタイミングを的確に捉えることができ、介護スタッフの負担軽減と、事故の予防や早期発見が可能です。

2. 赤外線3次元センサーで部屋全体の見守りを実現
赤外線3次元センサーで用いる電磁波は、太陽光と干渉しない人の目に見えない波長を使っており、直射日光の入る日中や就寝時の真っ暗な居室でも正確に転倒などの検知が可能。また、センサー部は回転し、人の動きを追従するので居室内の広範囲(3m×6m)を見守ることができます。

3. 管理PCに通知履歴を蓄積し、事故の予防に貢献
管理PCで通知履歴、録画映像の保存、閲覧が可能。過去履歴や保存データより詳細な状況を把握、家族等への説明や事故防止策の検討に活用できます。
モザイク設定機能により、プライバシーに配慮した検知やライブ閲覧による見守りも可能です。

高齢者施設の安心・安全をAIで見守る転倒検知システム

高齢者施設の安心・安全をAIで見守る転倒検知システム

グローリー株式会社
https://www.glory.co.jp/
エコナビスタ株式会社
https://econavista.com/

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