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認知症患者の状態をわずか数分で可視化する介護者向けアプリ

認知症患者の状態をわずか数分で可視化する介護者向けアプリ 製品・サービス

顧客企業のビジネス変革を成功に導くキュレーションズ(東京都渋谷区)が、認知症介護者の支援に向けトータルブレインケア(兵庫県神戸市)と共同で「阿部式BPSDスコア」をデジタル化し、数分で認知症患者の状態を可視化することができるたアプリをリリースしました。

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認知症患者の行動と心理症状を評価する「阿部式BPSDスコア」をデジタル化

介護者による認知症患者の行動・心理症状(BPSD)の測定に、数量化による検査がおこなわれます。
従来から用いられている手法にNPI(Neuropsychiatric Inventory)があります。認知症患者のBPSDの頻度と重症度および介護者の負担度を数量化することができる神経心理検査です。「妄想」「幻覚」「興奮」「うつ」「不安」「多幸」「無関心」「脱抑制」「易怒性」「異常行動」「夜間行動」「食行動」の計12項目で構成され、検査者が質問項目に沿って介護者と面接を行い評価を実施するものです。

今回リリースされたアプリ『ABS Abe’s BPSD Score』は、新たに開発された「阿部式BPSDスコア(ABS)」を採用している点が大きな特徴。NPIスコアとよく関連し、認知症が疑われるときにおこなわれる神経心理検査であるMMSE(ミニメンタルステート検査)のスコア低下と関連してスコア増加(BPSD悪化)を認め、BPSDスコアとして高信頼のスコアで、NPIスコアよりも短時間で評価可能であることから、忙しい日常診療に適したBPSDスコアです。

認知症患者の状態をわずか数分で可視化する介護者向けアプリ

阿部式BPSDスコアサンプル(岡山大学脳神経内科学ホームページより) https://www.okayama-u.ac.jp/user/med/shinkeinaika/ABS.html

評価が簡潔にでき、日々の介護状況の把握や薬による治療効果の判定を素早く対応することが可能となるアプリとなっています。

アプリ『ABS Abe’s BPSD Score』の特徴

 認知症患者の状態をわずか数分で可視化する介護者向けアプリ

  1. これまで約30分かけて算出していたBPSDスコアが、約3分で算出。
  2. 日々の介護の把握やお薬による治療効果の判定など、素早い対応をすることが可能。
  3. 世界中で増加し続ける認知症の治療や介護従事者に利用してもらうため、6ヶ国語に対応
  4. ライト版と通常版の2つのメニューを用意
    ライト版(価格 120円)
    :1人の認知症患者を1人の介護者の状態を管理することが可能
    通常版(価格 370円)
    :1人の認知症患者を医者や家族など複数人で管理、もしくは、医者、看護士、介護士、家族などが複数人の認知症患者を管理することが可能
アプリのダウンロード方法
iPhone・iPadユーザーの方
App Store:
(ライト版)https://apps.apple.com/us/app/abs-lite-abes-bpsd-score/id1624708412?mt=8
(通常版)https://apps.apple.com/us/app/abs-abes-bpsd-score/id1616644247?mt=8
Androidユーザーの方
Google Play:
(ライト版)https://play.google.com/store/apps/details?id=jp.curations.absapp.lite
(通常版)https://play.google.com/store/apps/details?id=jp.curations.absapp

株式会社トータルブレインケア
https://tbcare.jp/
キュレーションズ株式会社
https://curations.jp/

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