リアルタイムの管理に効果。IoT見守りセンサーで実証実験

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IoT見守りセンサー「LASHIC(ラシク)」を企画・開発・販売するインフィックが、NTT東日本の協力で独居高齢者宅にLASHICを設置し実証実験を開始しました。
  
2020年3月からから行っている実験は、埼玉県鴻巣市の定期巡回・随時対応型訪問介護看護「なでしこ」の巡回サービスを利用している独居高齢者宅に「LASHIC」を設置しています。
週数度の巡回訪問時以外の安全確認、緊急時の対応をどのように行っていくかの検証を3カ月に渡って行います。
  
実験に用いているIoT見守りセンサーが感知するのは、温度・湿度、感染症リスクの有無などを知る「部屋の環境」、ベッド上での異常を知る「体調」、昼夜の逆転傾向や日中の動きの異変などを知る「行動」の3つ。
それぞれのデータをリアルタイムにケア担当者が把握する体制を敷き、センサーと巡回による適切で確実となる介護手法のノウハウを構築していくが、今回の目的となっています。
  
  
対象となる独居高齢者の環境および見守りセンサーLASHICの概要は以下となります。

見守りIoTセンサー「LASHIC(ラシク)」の試験設置の対象となる独居高齢者

■ Aさん 性別:女性/年齢:87歳/介護度:自立
  
<現在の生活状況>
一軒家にて独居。週1回のデイサービスを利用。月に2度、清掃のための訪問を行っている。
  
<LASHIC設置で期待される効果>
自宅での様子を掴むことができる安心感。
(健在か、普段と同程度の活動量か=活動の昼夜逆転傾向など、認知症の前兆等がみられないか、怪我等によって要介護状態を招く事故が起こっていないか、温度・湿度等の環境が最適か)
■ Bさん 性別:女性/年齢:88歳/介護度:要介護3
  
<現在の生活状況>
一軒家にて独居。家族・親戚と疎遠。1日2回訪問介護利用(生活支援から身体介助)週3日デイサービスに通う。
  
<LASHIC設置で期待される効果>
生活状況の把握、特に就寝時の見守りに注力。
(訪問介護が夕方の時間帯までしか行えないため、それ以降の的確なケア内容を把握し戦略立てたい)

 

設置するセンサー「LASHIC(ラシク)」3機種とモニターデータを管理する管理画面のイメージ

「LASHIC room(ラシク ルーム)」
居室内の「温度」「湿度」「照度」「運動量・動き」をモニターし、居室内が健康を維持するうえで十分な条件を満たしているかをモニタリング。
  
「LASHIC sleep(ラシクスリープ)」
睡眠センサー。ベッドのマットレスの下に敷くだけで設置できる、対象者のベッド上での状態をモニターするセンサー。厚みのあるマットレスでも動作可能で、ビニールカバー付きで水濡れも対応。介護ベッドの背上げ、脚上げにも対応しています。
  
「LASHIC call(ラシクコール)」
ナースコール的役割を果たします。緊急通知ボタンを触ると指定したスマートフォンにアラートを送信。センサーとスマートフォン間での通話が可能。LASHIC-call 側は受話操作不要、自動で通話開始でき、スピーカーとマイクを内蔵しているため、ハンズフリーで通話可能なので転倒などで動けない場合にも話すことができます。スマートフォン側からはいつでも通話することができます。
  

センサーでモニターされる対象者のデータは、定期巡回・随時対応型訪問介護看護「なでしこ」の代表取締役社 加藤英樹氏ほか同事業所の巡回スタッフが監視し、異常時には加藤氏のスマートフォンにアラ ートが通知されるよう設定しています。

モニタリング画面のイメージ