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国内初の自動運転ロボット車椅子「指先で簡単に移動できた」と高齢者に好評

国内初の自動運転ロボット車椅子「指先で簡単に移動できた」と高齢者に好評 ICT・テクノロジー

サービスロボットのローカライズとグロース支援を行うSenxeed Robotics(東京都港区)は、拡大していくシニアの介護課題の解決に自動運転と運転アシスト機能を持つロボット車椅子の実証実験を実施。施設入居者・スタッフともに好印象を得ています。

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ロボット車椅子で介護スタッフの業務削減を検証

今回Senxeed Roboticsが実施した実証実験は、神奈川県が主催する令和4年度後期公募型「ロボット実証実験支援事業」に採択された事業で、ロボットを使って生産性を高めていく取り組みの一環としておこなわれたもの。同社が提供している中国UBTECH社が開発したロボット車椅子「PathFynder」を使い、全国を対象にデイサービスを展開するツクイ(神奈川県横浜市)の協力のもと、同社運営の介護付有料老人ホーム「ツクイ・サンシャイン相模原」(神奈川県相模原市)で2022年12月に実施されました。

72歳から93歳の入居者男女が実際に「PathFynder」を施設内の移動に乗車、機能として備わる自動と手動の運転モードそれぞれを試用、高齢者にも操作しやすくスムーズな移動がかなったようです。

国内初の自動運転ロボット車椅子「指先で簡単に移動できた」と高齢者に好評

国内初の自動運転ロボット車椅子「指先で簡単に移動できた」と高齢者に好評

入居者からのコメント
「手動モードのジョイスティックが操作しやすい。右半身がマヒしているが、指先だけで簡単に操作、移動することができた。障害物検知モードがあるため、人や物にぶつからないことが安心できる。移動中も大きく揺れることなく、乗り心地もよかった」

施設スタッフからのコメント
「車椅子をご利用の方との外出の場合、後ろから手押しで付き添うケースが多いのですが、PathFynderは自動運転モードがあるので、近い将来お客様と並び、顔を見ながら屋外の散歩を楽しむことが可能になるかもしれませんね。」
「前輪のタイヤが工夫されており、その場で旋回できるタイプになっているので、エレベーターの中や狭い部屋の中でも方向転換ができるのは魅力的」

一定の成果が得られた結果となったことで、今後の展開も注目されます。

実証実験の概要
神奈川県による公募型「ロボット実証実験支援事業』の一環として、株式会社ツクイ(本社:神奈川県横浜市、代表取締役社長 高畠 毅)の協力のもと、介護付有料老人ホーム「ツクイ・サンシャイン相模原」にてPathFynderの実証実験を実施
目的:PathFynderの介護施設での有用性を検証
場所:ツクイ・サンシャイン相模原 神奈川県相模原市中央区富士見1-5-3
日付:2022年12月23日
対象者:ツクイ・サンシャイン相模原の施設入居者6名 男女72歳~93歳
内容:
①自動運転モードによる自動移動(エントランスから食堂まで)
②手動運転モードによる手動での移動
ロボット車椅子「PathFynder」の概要
国内初の自動運転ロボット車椅子「指先で簡単に移動できた」と高齢者に好評自動運転機能を持ち、スマホ操作により指定した目的地に移動することができます。搭乗者が運転する場合にも、安全運転サポート機能により安全・安心して移動することができます。そのため、シニア介護の現場にて、安全・安心を担保しつつ、生産性を高めていくことができます。
メーカー: UBTECH(中国深圳)
寸法: 982.5*692*890 mm
重量: 49.5kg
移動速度: 最大:1.2m/s;最小Min:0.1m/s
aiwheelchair | Senxeed Robotics
It is a robot wheelchair with automatic driving and driving assistance functions. Nursing care robot introduction subsidies can also be used.

Senxeed Robotics株式会社
https://www.senxeed.com/

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