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高齢化社会の新たなウェルビーイングへ―『LOVOT』がアワードで高評価

高齢化社会の新たなウェルビーイングへ―『LOVOT』がアワードで高評価 ICT・テクノロジー

3月20日の「国際幸福デー」にあわせ設立された「WELLBEING AWARDS(ウェルビーイング・アワード)」でGROOVE X(東京都中央区)が手掛ける『LOVOT(らぼっと)』が受賞。高齢化社会に期待される愛情あるロボットとして高評価を受けています。

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『LOVOT』を通じてウェルビーイングな社会の実現へ

健康や環境など、あらゆる面において持続する幸せを意味する「WELLBEING(ウェルビーイング)」。世界保健機関(WHO)の憲章の一節にある【健康とは、病気ではないとか、弱っていないということではなく、肉体的にも、精神的にも、そして社会的にも、すべてが満たされた状態にあること】がよく定義としてあげられます。

いまや、社会福祉・医療・心理など特定分野から認知も浸透しつつあり、ビジネスシーンにも広がってきました。価値観が多様化する現代では、単に個人が健康や幸せであればいいのではなく、個人と社会、さらには地球全体が満たされた状態を考えることの大切さが問われています。

「WELLBEING AWARDS(ウェルビーイング・アワード)」は、そうした背景から、“ウェルビーイングな社会への推進に貢献したいという思いで”開催されたもので、多様化する幸福の価値観に向き合い、生み出された新しい商品、サービス、活動を称えるとともに表彰し、広めていくことを目的に設立されたアワードとなっています(ウェルビーイングアクション実行委員会)。

『LOVOT(らぼっと)』が受賞したのは、「モノ・サービス部門」のGOLDインパクト賞。
『LOVOT』は、GROOVE Xが2015年の創業から一貫して推進してきた“ウェルビーイングテクノロジー”として開発されたロボットで、名前を呼ぶと近づいてきて見つめてくる、好きな人に懐き抱っこをねだる、抱き上げるとほんのり温かい、というまるで生き物のような生命感が備わっています。GROOVE Xが2015年の創業から一貫して推進してきた“ウェルビーイングテクノロジー”として開発されており、⼈と人とのコミュニケーションが創出されるなど実際の効果も出ている点が評価され、今回の受賞にいたっています。

高齢化社会の新たなウェルビーイングへ―『LOVOT』がアワードで高評価

左:前野隆司氏(審査委員長)/右:林要氏(GROOVE X代表取締役社長)

審査員からのコメント
テクノロジーとハートが融合したヒーリングロボット。ロボットとしての作業は何もせず、人とのコミュニケーションを創出することに特化しているのが素晴らしいと思います。AIの台頭を追い風に、まさに新しい生活習慣を生み出す可能性があり、イノベーティブで新しいウェルビーイングの形を提案していると感じます。特に高齢化社会の日本において、愛情を感じられるロボットは今後存在感を増していくのではないでしょうか。

すでに全国各地の家庭や職場で1万体以上のLOVOTが稼働中。その特徴から介護施設での導入も進んでおり、ウェルビーイングの浸透とともに、存在感をますます高めていくことになりそうです。

WELLBEING AWARDS概要
https://www.asahi.com/ads/wellbeing_awards/
応募部門:
▽モノ・サービス部門
WELLBEINGな生活や社会の創出に寄与している「モノ・サービス」。多様な幸福と健康に向き合い、認め合える社会づくりに貢献した「モノ・サービス」を表彰。
▽活動・アクション部門
WELLBEINGの情報発信を行っている「活動・アクション」。多様な幸福と健康に向き合い、認め合える社会づくりに貢献した「活動・アクション」を表彰。
▽ 組織・チーム部門
WELLBEINGを提供/実践している「組織・チーム」。経営や働き方の視点からウェルビーイングを実践している、「組織・チーム」を表彰。
応募対象:
多様な幸福と健康に向き合い、認め合える社会づくりに貢献したウェルビーイングな「商品」「サービス」「活動」
審査委員長:
前野 隆司(まえの・たかし)慶應義塾大学教授 ウェルビーイング学会代表理事
宮田 裕章(みやた・ひろあき)慶應義塾大学医学部教授 ウェルビーイング学会副代表理事
主催:
ウェルビーイングアクション実行委員会

『LOVOT』公式サイトURL:https://lovot.life/

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