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AI音声認識で介護を支援する自律型ロボット

ICT・テクノロジー

米Aeolus Robotics Corporation社が開発し、国内の介護施設でも実証実験中の自律型ヒューマン支援ロボット「アイオロス・ロボット」が、アドバンスト・メディア(東京都豊島区)のAI音声認識エンジン「AmiVoice」を採用、日本語・英語の音声認識する機能を備え、介護スタッフの業務支援を目指すとしています。

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「アイオロス・ロボット」は2018年から介護施設で実証実験中

2025年には日本の人口の4分の1が75歳以上になる「2025年問題」に対し、厚生労働省や総務省では、医療・介護業界でのIT活用を国の重要施策として推進しています。
そうした背景から、「アイオロス・ロボット」は介護業界におけるIT活用促進に寄与するため、2018年から介護施設での実証実験を開始しています。

「アイオロス・ロボット」は、高度なAIセンサーを搭載し、さまざまな機能を備えた自律型ヒューマン支援ロボットで、見守り、運搬、紫外線消毒、緊急対応など業務をスタッフに代わって担うことで、人手不足の解消やスタッフの業務負荷の軽減といった、介護分野における諸問題の解決への貢献に期待が寄せられています。

AI音声認識で介護を支援する自律型ロボット

介護スタッフや入居者の声に従った介護業務を実行

「アイオロス・ロボット」の日本語・英語の音声認識用に、アドバンスト・メディアのAI音声認識エンジン「AmiVoice」が採用されたことで、「車輪のロックを解除して」「スペースを空けて」など介護スタッフや入居者の声に従った各種介護業務のサポートが行えるようになります。

AmiVoiceは施設ごとでカスタマイズできるため、専門用語や各施設特有の用語も高精度に認識させることができ、また「ハロー、ロボット」の呼びかけで自動的に音声認識が開始されるため、非接触での操作が可能となり、コロナ禍での利用も心配なしということです。

AmiVoiceはアドバンスト・メディアが1998年に開発を着手して以降、議事録や帳票作成支援、テキスト分析など音声認識をベースとしたソリューションを展開している音声認識エンジン。人と機械の自然なコミュニケーションの実現を目指した製品・サービスの開発・提供を続けているもので、今後もさまざまなデバイスでの利用が期待されます。

 

Aeolus Robotics Corporation、CEO Alexander Huangコメント
「「アイオロス・ロボット」の音声認識エンジンとしてAmiVoiceを採用できたことを大変喜ばしく思います。豊富な実績と認識精度の高さを評価し、選定いたしました。
今後もAmiVoiceを活用し、介護業界における「アイオロス・ロボット」の更なる普及を目指します。老人ホームや病院、公共施設などのサービス業への活用も視野に、新たなエンジン開発や、現場の業務に即した実用性向上に取り組んでまいります。」

「アイオロス・ロボット」プロモーションビデオ

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