AI・IoTプラットフォーム事業を展開するLiveSmart(東京都港区)と全国にリハビリ型デイサービスを展開するインターネットインフィニティー(IIF、東京都品川区)が共同で歩行解析アプリを開発、多方面での提供を前提に、IIFのデイサービスで活用開始しました。
「TUG測定」による歩行解析サービスをレコードブックで導入開始
LiveSmartとインターネットインフィニティー(IIF)が共同開発したアプリは、スマホで撮影したテスト歩行(TUG測定)を解析し、スコア化するAIアルゴリズムとスマホアプリ。IIFが運営するリハビリ型デイサービス「レコードブック」で、これまで蓄積してきたTUGデータを含む様々なデータをベースとして、LiveSmartが持つAI技術を活用したものです。
TUG(=Timed Up and Go)測定は、歩行能力や動的バランス、敏捷性(びんしょうせい)などを総合的に判断するテストとして世界的に使われている指標。下肢筋力、バランス,歩行能力、易転倒性といった日常生活機能との関連性が高く、転倒リスクの高い高齢者に有用なテストと位置付けられています。
そのTUG測定を撮影し、独自のAIアルゴリズムがTUGタイム、歩行スコア、バランススコアといった項目を自動で分析・評価し、その結果を「レコードブック歩行解析レポート」としてアウトプットすることができます。
レポートでは利用者ごとに過去の測定データや経時変化が確認できるほか、測定結果に基づいた「レコードブックからのアドバイス」や「おススメプログラム」を記載し継続した活動を支援します。
レコードブック https://www.recordbook.jp/
今後はレコードブック以外での応用を目指し、国内外の研究機関をはじめ、国内の医療機関等とも連携し研究・開発を進めいくとしています。
株式会社インターネットインフィニティー https://iif.jp
株式会社LiveSmart https://www.livesmart.co.jp