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フレイル予防・改善への新事業創出へ産学官7者が連結協定

フレイル予防・改善への新事業創出へ産学官7者が連結協定 介護・福祉

ネコリコ、千葉県市原市、東京大学大学院など産学官7者が予防・改善に向けた新たな事業の構築に向けて連携協定を締結。取組みの第一歩として、共同実証事業を4月から開始する予定です。

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フレイルは健康長寿実現に向けた重要キーワード

少子高齢化が進むなか、いかに健康長寿の社会を実現するか。
確実に訪れるそのとき、QOL(Quality of Life)の維持向上のため、虚弱状態を指す「フレイル」は重要キーワードとして着目されています。

フレイルは身体的機能や認知機能の低下が見られる状態で、そのまま進むと要介護となる危険性がある状態を指すもの。適切な治療や予防で要介護への進行を防げることから、フレイルの早期発見、早期対応が重要な位置づけにあります。

今回の発表は、フレイル予防・改善に貢献する新事業創出に向け、次の7者が連携協定を締結したものです。

  • 合同会社ネコリコ
    中部電力株式会社と株式会社インターネットイニシアティブの合弁会社
  • 千葉県市原市
  • 東京大学大学院 情報学環・学際情報学府
  • 第一生命保険株式会社
  • グローバルキッチン株式会社
    高齢者様向けの調理済み冷凍食材の製造、販売
  • RIZAP株式会社
    パーソナルトレーニングジム運営
  • 株式会社JDSC
    ITソリューションベンダー

それぞれの強みを活かし、新たなフレイル予防・改善サービス創出へ

それぞれがフレイル対策と健康寿命の延伸に向けた取り組みを展開しており、市原市は東京大学高齢社会総合研究機構が開発したプログラムの活用したフレイルの予防に取り組むなど、より豊かな人生を送ることのできる社会形成を推進しています。ネコリコ、東京大学、JDSCはこれまで共同で、電力データとAIによるフレイルリスクの検知に取り組んでいます。その技術を今回の共同事業に存分に活かし、継続的なフレイル予防を実現するプラットフォームの構築を目指します。
事業構築に向けた取組みの第一歩として、2022年4月より共同実証事業を開始。電力データを用いたAIでのフレイル検知、健康状態の改善を目指す運動指導や、個に応じた食事の提供を実施するとしています。

実証概要
2022年4月から開始予定の実証事業は、高齢者宅に設置されたスマートメーターから取得される電力データをAIで分析し、フレイル状態や日常生活行動の変化をモニタリング、高齢者への運動指導と個に応じた食事の提供、訪問による見守りを実施するとしており、こうした一気通貫したサービスがフレイル状態の改善、健康状態の維持が実現できるかの検証が目的となっています。

フレイル予防・改善への新事業創出へ産学官7者が連結協定

実証のイメージ

 

ネコリコによるプレスリリース詳細
https://www.necolico.co.jp/news/2022/03/17/release/post-1695/

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