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業務の円滑化に、健康管理に、ダウンロードが進む介護アプリ

業務の円滑化に、健康管理に、ダウンロードが進む介護アプリ ICT・テクノロジー
68designさんによる写真ACからの写真

いまやさまざまな介護アプリが登場し、介護業務の効率化向上に活用が広がりつつあります。
2017年に厚生労働省の「医療情報システムの安全管理に関するガイドライン 第5版」で明確化された「BYOD(Bring Your Own Device)原則禁止」や、ITに関する専門的な情報にあまり詳しくない職員が多いことなど、法人契約の端末導入がなかなか進みづらい状況にあります。
  

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介護現場の“格安モバイル”に見る導入の現状

介護事業者向けの経営支援サービス「カイポケ」を手掛けるエス・エム・エスは、カイポケ会員を対象にしたスマートフォンのレンタルサービスを展開しています。2018年2月から正式にサービスを開始したその「カイポケモバイル」は2020年2月の時点で利用台数が10,000台を突破しています。
2019年4月時点で5,000台を突破しており、ざっと年間5,000台ペースで増えている計算となります。
  
サービスは国産のスマホが1台からレンタルでき、一般的なキャリアとの契約にある期間の縛りがなく、通話・データ通信使い放題の環境を提供するもの。エス・エム・エスによると、導入事業者は、特に居宅介護支援事業所、訪問介護事業者が多く、直行直帰や移動中の対応などの業務効率化に活かされているということです。
  
活用する介護事業者の導入目的の多くは、業務効率化と利用者家族とのコミュニケーション円滑化。「事業所不在時でも迅速に対応できた」「メッセージアプリのグループで情報共有がスムーズになった」「個人携帯を使用していたことを思えば、個人情報の観点からも良かった」といった感想が届いているようです。

業務の円滑化に、健康管理に、ダウンロードが進む介護アプリ

介護アプリの使用率はまだまだ低い

カイポケがモバイルサービスを開始したタイミングで実施したモバイル端末の活用調査では、6割以上が「導入していない」と回答しています。理由は(複数回答)「端末コストがかかる」「通信コストがかかる」がそれぞれ30%以上で、費用面がネックになっていることがわかります。
  
また介護求人サイトの「ソラジョブ介護」が掲載している、介護職員を対象に介護アプリの活用状況アンケートでは(200名へのWEBアンケート、2019年)、介護アプリを使用している割合はわずか10%と紹介されています。
  
そうしたなか、2020年1月に提出された厚生労働省による資料「介護現場の生産性向上の取組状況」では、「介護事業所における業務の効率化を通じて訪問介護員(ホームヘルパー)等の負担軽減を図り、利用者に向き合う時間を確保することにより、利用者に対して質の高いサービスを効率的に提供する。」ことを目指しICT導入支援事業の拡充を計画、タブレットやスマートフォン等を含むハードやソフト等を補助対象とされていることから、この先一気に拡充する傾向が見て取れます。
  

気の利いた機能を備えはじめた介護アプリ

介護アプリ導入のメリットを整理すると、以下のような点があります。
  • ケア記録や身体管理、勤怠管理など必要な記録の帳簿作成が効率化
  • アプリで完結できれば記録の保管が簡単
  • 職員同士の情報共有、記録や報告の連携がスムーズ
  • 介護業界のニュースや話題など情報収集が手軽

最近は機械そのものの操作が苦手でタブレットやスマホに慣れていない人でも、簡単に扱るように設計されたアプリも開発されています。

介護記録がQRコードで簡単にできる介護アプリ

操作の簡単さを追求したひとつの形と言えるアプリがカナミックネットワークの「カナミックかんたん介護記録」。管理者とケアスタッフ間の指示や業務記録をスムーズにするもので、スマホやタブレットでQRコードを読み取るだけで効率化が可能、機器の操作スキルに関係なく利用できるようになっています。
  
GPSを利用したチェックイン機能やWeb会議機能、連絡用のチャット機能などで、管理者と現場のケアスタッフとの連携をサポートする機能も備わっています。

業務の円滑化に、健康管理に、ダウンロードが進む介護アプリ
業務の円滑化に、健康管理に、ダウンロードが進む介護アプリ

健康観察アプリ『健康日記』のダウンロード数が3万件を突破

テレビのニュース番組で取り上げられるなど話題となった健康観察アプリのダウンロード数が、3万件を突破したことが発表されました。ヘルステック研究所と京都大学との共同研究の成果物である『健康日記』アプリで、COVID-19の健康観察機能が追加されて無料で配布されたものです。
  
このアプリはPHR(パーソナル・ヘルス・レコード)という、個人の生活に紐づく医療・介護・健康等に関するデータを本人の判断のもとで利活用する仕組みを活かしている点が最大のが特徴です。そのPHRを利用し、濃厚接触者向け健康観察項目を記録する機能を追加し5月からダウンロードを展開中。全国の保健所、自治体を中心に利用が促進しているようです。

業務の円滑化に、健康管理に、ダウンロードが進む介護アプリ
「健康日記」の画面例

多忙さに加え、withコロナ時代の業務の課題も浮上しているなか、アプリの必要性は高まるばかり。一日でも早く導入しやすい環境に整備されることが望まれます。
  
  
▼関連リンク
・カイポケモバイル
http://ads.kaipoke.biz/pages/kaipoke_mobile/index.html?utm_source=head_kaipoke&utm_medium=banner&code=index.html
・カナミックかんたん介護記録 
https://www.kanamic.net/lp/kantan-kaigo-kiroku/
・ヘルステック研究所 
https://htech-lab.co.jp/

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