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介護も対象、SGSTと東工大がモバイルロボット開発で共同研究

介護も対象、SGSTと東工大がモバイルロボット開発で共同研究 ICT・テクノロジー

介護・医療施設なども対象にロボットを活用した非接触サービス化を進めるSGST(東京都港区)がロボットの高知能化・高精度化の実現に向け、東京工業大学との共同研究を開始しました。

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ウィズコロナ時代の非接触サービス化の実現を目指す

SGSTは、ユーザーにICTソリューションを提供するシステムインテグレーターとして、IoT、AIの領域で日本内外の最先端ソリューションにいち早く取り組んでいます。現在推進しているのが、AIを搭載したロボットを活用した非接触のサービス化。介護・医療施設や飲食店、レジャー施設などに向け、除菌作業や配膳、また案内係などウイズコロナ時代の感染リスク低減や人件費削減が期待できるロボット活用の実現を目指しています。

テーマは自動走行のニーズが高まる3次元ライダーセンサー

介護も対象、SGSTと東工大がモバイルロボット開発で共同研究

東京工業大学大岡山キャンパスにて。SGST小鹿泰光社長(中)を挟んで、東工大/工学院機械系の張博士(左)と朱博士(右)

そうしたロボットの知能・精度の向上に、機械、制御システム、電気電子など工学の基幹系分野の研究に実績ある東京工業大学工学院と共同で研究を開始しています。
テーマは「3次元ライダーを用いた高精度の3次元データマッピング技術」です。

ライダーとは“Light Detection and Ranging”の略で、レーザー光を発射しその反射光を捉えることで物体までの距離や方向を測定する技術です。
レーザー光は電波に比べ光束密度が高く、高精度で物体の位置や形状を検出することが可能です。
自動車やロボットの自動運転、自動走行に必要とされるのが、この3次元での高精細な環境情報で、半導体技術や光技術の進展で小型軽量化が進んでいることもあり、従来の機械的なライダーセンサーから3次元ライダーセンサーに置き換わりつつあります。

介護も対象、SGSTと東工大がモバイルロボット開発で共同研究

3Dライダーで捉えた空間Mapping

SGSTは東工大との共同研究を通じて、3次元ライダーセンサーに関するデータ処理アルゴリズムを構築し、モバイルロボットにいち早く実用レベルのライダーセンサーの搭載を目指すとしています。

株式会社SGST http://sgst.ai/

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