Society 5.0のヘルスケアへ、市販アプリの栄養素データを医療機関と共有

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政府が提唱する「Society 5.0(※1)」の実現にはITの技術革新が不可欠ですが、課題は情報基盤。次世代のヘルスケアを実現するための基盤として、個人のライフコース全般にわたり、健康データ、活動データ、医療・介護データ等を本人の同意を前提に収集し、活用することが求められています。その一つのきっかけになるニュースが健康を測るアプリを運営するシルタスから発表されました。
  

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SIRU+に蓄積されたデータを治療・予防目的で医療機関への提供を開始

シルタスが運営するのは、購入データから栄養バランスをチェックするアプリ「SIRU+(シルタス)」。ポイントカードに紐づく購入データを自動で栄養分析し、不足を補う最適な食材やレシピを表示するもの。繰り返し利用すると食の好みをアプリが機械学習し、個人の食生活に合わせて最適な買い物を提案してくれる、買い物から健康的な食生活が目指せる「頑張らないヘルスケアアプリ」です。
  
「SIRU+」は現在、関東・関西のダイエー30店舗で導入され、クレジットカードやQR決済などとの連携が進み、購買データを健康管理に利用するための実証実験を開始するなど、買い物と健康度の相関を検証する取り組みを進めているといいます。
  
今回の発表は、その「SIRU+」で蓄積された食の健康データを、治療・予防の目的で医療機関への提供を開始するというもの。その結果、食生活が原因で起こる疾病の予測、病気の原因究明につながるとして、食を通じた未病のためのアプローチが行え、「だれもが最適な食の選択ができる仕組み」が整うということです。
また、健康・医療・介護に関する情報を一人ひとりが管理・活用することを目指した仕組みであるPHR(Personal Health Record)とのデータ連携を視野に、企業、自治体、市民が必要なときにヘルスケアデータを活用できる基盤づくりを目指すとしています。

  
(※) 科学技術基本法に基づき、日本政府が提唱する経済発展と社会的課題の解決を両立する、新たな未来社会のコンセプト。

  
▼関連サイト
SIRU+ https://sirutasu.com/