一般社団法人KAiGO PRiDE(東京都港区)は、「母の日」に合わせ、2022年5月7日と8日の2日間「KAiGO PRiDE@TOYAMA 母の日特別イベント」を富山県富山市で開催。2000人に及ぶ来場者を集め、新しい切り口で介護の魅力をアピールしました。
写真展&ミニライブに約2000人が楽しむ
世界中で母に感謝の気持ちを伝える「母の日」(5月8日)。カーネーションを贈ることに限らず、メッセージやプレゼントでこれまでの感謝を伝えてきています。
その母の日をテーマに、介護の魅力を伝えるイベントを実施したKAiGO PRiDEは、日本の介護のイメージを変えるため、全国で介護の魅力発信する活動を展開しています。
今回の「KAiGO PRiDE@TOYAMA 母の日特別イベント」は、親子で介護職に就く方たちのポートレート作品を制作・展示する「親子で介護職」プロジェクト。新しい切り口での介護の魅力を発信しました。
5月7日(土)は、富山県総合デザインセンター所長であり富山県美術館副館長の桐山登士樹氏による「Design X KAiGO X Branding Communications」と題したスペシャルトークショー。
5月8日(日)は、富山駅自由通路・新幹線線改札前での写真展示。富山県内を中心に介護施設等で活躍中のシンガー英樹氏によるミニライブがおこなわれました。
立ち止まっての観覧者は述べ2051名(KAiGO PRiDE調べ)、また多くの人が足を止め作品に見入っていたといい、高齢者から親子連れまで幅広い世代へのアピールが叶ったようです。
介護の職に就く親の影響で介護の道を志した人は多く、今回のプロジェクトは、その『世代を超えて就きたい仕事としての魅力』と『親子で同じ道に進んだという誇り』をクリエイティブの力で見える形にしていくものです。
いま介護の現場で働いている人や親子で介護職に就いている人に、自分の仕事を誇りに思える“セルフリスペクト”を醸成することが狙いといいます。
来場者のコメント
「親子でこんなん素晴らしいと思いました。暗いイメージがあったんですけど、写真に写っている人たちを見ると明るく爽やかで、かつ楽しそうな顔をしてらっしゃるので、自分が思っていた介護に対するイメージは違うんかなと思いました。」
「すごく生き生きと自分のポリシーを持ってその職に従事してらっしゃるのを見て本当に強く感動しました。こういう方々がいらっしゃって、安心して年を取れるというか、作品を見てとってもあったかい気持ちになりました。」
今回制作した作品は、今後富山県内で展示される予定のほか、全国での展示もおこなっていきます。父の日に向けても「親子で介護職」のPRを行っていく予定としています。
主催:一般社団法人KAiGO PRiDE
共催:一般社団法人富山県介護福祉士会
後援:富山県・富山県介護支援専門員協会・富山県介護福祉士養成校協会・富山県社会福祉士会
富山県ホームヘルパー協議会・富山県認知症グループホーム連絡協議会
富山県老人福祉施設協議会・富山市(五十音順)