DXで介護業界はどう変わる?

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日本の高齢化は前例のない速さで進んでおり、介護の需要が高まる中、介護業界では様々な課題を抱えています。
DXとは、デジタル技術を活用することでビジネスモデルや組織体制などの根本的な変革を行い、優位性の確立や環境の変化に対応することを指します。
昨今、介護業界では表面的あるいは潜在的な課題解決に向けて、従来の体制やプロセスなどの抜本的な見直しが必要とされているのです。
DXによる介護職員の負担軽減や人材不足の解消などは、これまでの介護に変化をもたらしているのです。

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知っておきたいDXの基本

「DX」とはDigital Transformationの略で、英語圏でTransは「X」と省略するため、DXと表記されています。
ITの浸透が、人々の生活をあらゆる面でより良い方向に変化させるという概念です。
例えば企業のDXでは、データとデジタル技術を利用し、顧客や社会のニーズを基にビジネスモデルやサービス、製品を変革します。
企業はビジネス環境の変化に対応し、業務プロセスや組織、企業独自の環境を再構築して競争上の優位性を確立します。
経済産業省はITシステム2025年の崖と称し、DXを実現できなかった際の様々な経済損失を予測することで、警鐘を鳴らしているのです。

昨今、多くの企業がDXの必要性を認識し、その取り組みを進めていますが、ITの人材不足や既存システムの再構築など多くの課題があります。
また、DXは単なるIT化とは異なり、その先にある目的が経費削減や業務効率化につながるため、企業に競争優位をもたらす必要があります。
そのため、経営者層は様々な状況を見極め、目的や戦略を立てることで、組織能力を強化する施策やマネジメント体制の強化を行うことが重要です。

業界の課題解決に期待

DXによる変革は、介護業界にある多くの課題解決が期待されています。
ベテラン職員の勘や経験が必要な介護現場では、職場での関係性を深める時間がなく離職する介護士も少なくありません。
介護や医療の現場において、慢性的な人材不足は、業務負担を増大させます。

例えば、顔認証システムや排せつセンサー、介護記録のシステム化や情報共有は、効率的な介護体制や介護士の負担軽減につながるのです。
入居者の日々の記録は、食事量やバイタルなど基本的な情報や動向のほか、心理状態や感情の起伏など、様々な情報があります。
デジタル技術を活用し、組織体制や業務を見直すことで、病気の早期発見や介護予防に効果が期待できるのです。
管理職のマネジメントやチームワークの向上と可視化を行い、エンゲージメントを高め、離職防止につなげる取り組みも重要になるでしょう。

また海外では、ブロックチェーン技術を積極的に導入することによって、改ざんやヒューマンエラーを防止するような取り組みも行っています。
これからの介護は、デジタルを活用するシーンと介護士が介護に集中するシーンを見極めながら、DXを推進する時代が来ているのです。

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