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介護DXを推進する「リハブオンラインプロジェクト」実証実験

介護DXを推進する「リハブオンラインプロジェクト」実証実験 調査

将来的な「オンライン介護」の実現を目指し介護DXを推進する「リハブオンライン(RehabOnline)プロジェクト」を展開中のRehab for JAPANがプロジェクトの第3回実証実験を実施、このほどその検証結果を公表しました。その概要を紹介します。

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「リハブオンライン プロジェクト」第3回実証実験概要

オンライン介護の実現を目指す「リハブオンラインプロジェクト」では、第1回実証実験、第2回実証実験を経て、2020年8月に経済産業省の補助事業である「ヘルスケアサービス社会実装支援事業(ヘルスケアサービス創出支援)」に採択されており、2020年11月より第3回実証実験として23の事業所、約100名の高齢者が参加しました。

3回目となった実証実験では、オンライン会話ツール「リハブコール」を活用し、
①ビジネス観点での事業所・高齢者のニーズや価格受容性の検証、
②医学的観点から高齢者の日常生活とその質の変化の検証、
の2つの観点から実施されたものです。

そのうち、①ビジネス観点での検証に関して参加頂いた16事業所・69名の高齢者に、満足度や利用意向について行ったアンケート回答結果を紹介します。

 

ビジネス観点でのニーズ・マネタイズに関する検証結果

今回の実証実験により、ビジネス観点での事業所・利用者(高齢者)共に、満足度は高く継続したオンライン会話のニーズも一定あることがわかりました。
一方で、事業所側の課題として「人員を割くことが難しい」などの課題感も多く、自治体からの後押しがあれば利用したいという意向が多くあることがわかりました。

リハブコールでは、2020年12月より神戸市と連携・協力の元での実証実験も開始しており、行政の目線からもニーズや効果が認められるよう二人三脚で取り組みを進めており、自治体からの「後押しがほしい」という事業所が持つ課題の解決に繋がるのではと考えています。
また、マネタイズ観点でも事業者として5000円程度であれば導入検討でき、利用者としても300〜500円であれば利用したいという具体的な数字も検証することができました。

今後は、春以降のリハブコール販売開始を目指し、サービス品質を向上させ、より多くのデイサービス事業所および高齢者の方に満足度の高いサービス提供を目指していきます。

■調査概要
・実施期間:2020年11月〜2021年1月
・回答数:16事業所、高齢者69人

 

【事業所】75%の事業所がオンライン会話によって高齢者の健康維持・QOLの維持改善に繋がると思うと回答

・オンライン会話を実施してみて、これを継続して実施することで利用者(高齢者)の健康維持やQOLの維持・改善に繋がると思いますか?

介護DXを推進する「リハブオンラインプロジェクト」実証実験

・リハブコールのオンライン会話にはどの程度満足していますか。

介護DXを推進する「リハブオンラインプロジェクト」実証実験

75%の事業所がオンライン会話によって高齢者の健康維持・QOLの維持改善に繋がると思うという結果となっており、同様に75%の事業者がリハブコールでのオンライン会話に対して「やや満足」と回答。

実証実験で実施したことでオンライン会話の効果を感じ、事業所の満足度が一定水準を超えていることがわかりました。

【事業所】有料でもやりたいと答えた事業所は44%。月額利用料は5000円なら利用するが最多

・今後もオンライン会話をやってみたいと思いますか。

介護DXを推進する「リハブオンラインプロジェクト」実証実験

・今後もオンライン会話を「やりたい」と回答した事業所は、以下月額利用料で提供される場合に利用するか。

介護DXを推進する「リハブオンラインプロジェクト」実証実験

約44%の事業所が今後もオンライン会話をやリたいと回答しています。有料の場合、月額いくらなら利用するかを聞いたところ、5000円/月が最も多く、15,000円/月以上払っても利用する事業所はないという結果となりました。

【事業所】有料化に向けた事業所への導入ハードルも明確に

・有料であればやりたくないと回答した事業所は他にどんなことがあれば有料で利用するか。(複数回答)

介護DXを推進する「リハブオンラインプロジェクト」実証実験

 

・「やりたくない」もしくは「どちらでもない」と回答した方はその理由について教えてください

  • オンライン実施するにあたり、時間と労力がかかるので、他業務を調整する必要がある
  • 実施するにもコストがかかるので、今後どのように介護報酬が付くかにより変化するため。コスト面を考えなければとてもやってみたいと思うこと。
  • 職員の理解度や意識の統一が図れず、またご家族様にも説明が足りなかった。職員に関しては、日々の忙しい業務の中で、誰がいつ行うのかを明確にできていなかった為。結果、取り組みの姿勢が低くなってしまった。
  • 業務時間内で、時間を確保することが難しい。
  • 職員の配置に余裕があれば良いと思う。
  • 一人の利用者につきスタッフが一人つきっきりになる
  • 前向き出ない人の方が多い。

 

「やりたくない」もしくは「どちらでもない」と回答した事業所は、必要なスタッフやかかる手間に対して収益面での貢献が見えないことが懸念として見られました。

しかし、行政からの導入推進があったり、利用者が利用料を払って利用したいという要望があれば一定導入のハードルは乗り越えられると考えられる結果となりました。

 

【利用者(高齢者)】約9割の人がリハブコールを使いオンライン会話ができたという結果に

・部屋番号方式を使用してリハブコールを開くことができましたか。
・電話を切りリハブコールのみで会話をすることができましか。
・リハブコールを切り、会話を終了することができましたか。

介護DXを推進する「リハブオンラインプロジェクト」実証実験

9割近くの利用者がリハブコールを使って、入室・会話・会話の終了ができたという結果となりました。

【利用者(高齢者)】利用者満足度75%、スタッフや他の利用者の顔が見れることで精神的に前向きになれることが評価ポイントに

・リハブコールのオンライン会話にはどの程度満足していますか。

介護DXを推進する「リハブオンラインプロジェクト」実証実験

・リハブコールのオンライン会話のどの点に満足していますか。(複数回答)

介護DXを推進する「リハブオンラインプロジェクト」実証実験

25%の利用者が「非常に満足」、50%が「やや満足」と、回答しており、事業所同様に満足度が高い結果になりました。

また、デイサービスに行かなくてもスタッフや他の利用者との顔が見れたりコミュニケーションが増え、精神的に前向きになれる点が利用者に評価される結果となっています。

【利用者(高齢者)】約64%の利用者が今後もオンライン会話をやリたいと回答。1回あたり利用料がかかる場合の許容範囲は300〜500円

・今後もオンライン会話をやってみたいと思いますか。

介護DXを推進する「リハブオンラインプロジェクト」実証実験

・今後もオンライン会話を「やりたい」と回答した方は、1回あたり以下の利用料で提供される場合に利用するか。(複数回答)

介護DXを推進する「リハブオンラインプロジェクト」実証実験

 

約64%の利用者が今後もオンライン会話をやリたいと回答。有料でもやりたいと回答した利用者(もしくは利用者のご家族)に1回いくらなら利用するかを聞いたところ、300円/回が最も多く、600円以上は2人のみという結果から、利用料は300〜500円が許容できるレンジと想定される結果となりました。

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