介護記録AIスマホFonLogでワークエンゲージメント向上

介護記録AIスマホFonLogでワークエンゲージメント向上 News
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九州工業大学で開発され、同大発のスタートアップ会社AUTOCAREがサービス展開する介護自動記録AIアプリFonLogが、お互いに感謝を伝える「サンクスメッセージ新機能」を搭載。職場の雰囲気を改善しながらワークエンゲージメント(仕事の充実感)を高め、仕事ぶりを客観的に可視化できる仕組みが提供されます。そのユニークな仕組みを紹介します。

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調査で判明した、介護従事者の満足度を向上するアイデア

「サンクスメッセージ新機能」を追加した背景には、介護従事者の意識調査があります。
東京商工リサーチによると、2020年の「老人福祉・介護事業」倒産は112件と過去最多になりました。この理由の一つとして、慢性的な人材不足が指摘されています。
介護労働安定センターの2019年度「事業所における介護労働実態調査」では、介護従業員の不足感は65.3%と高く、その理由は「採用が困難である」ことが最も高い90.0%となっています。

一方で、介護従事者の職場環境に対する満足度は高いものではありません。
日本介護福祉士会が行った2014年の「介護福祉士を取り巻く環境とニーズに関する調査」によれば、職場外からの「社会において必要とされている」「人に感謝される」といった評価は50%以上が肯定的であったもののの、職場内における「自分の仕事ぶりが正しく評価されている」「職場の雰囲気」といった評価については50%以上が否定的と回答。(「一緒に働く仲間と協力し合える」は肯定的)
「給料が満足のいく水準である」「福利厚生が充実している」といった待遇面でも50%以上が否定的とする結果となっています。

介護記録AIスマホFonLogでワークエンゲージメント向上

そうしたなか、AUTOCAREがインターネット上で小規模に行ったヒアリング調査によれば、「給与は人によって差がついた方が良いか」という質問に対して、25名中なんと84%が肯定的でした。

介護記録AIスマホFonLogでワークエンゲージメント向上

職場環境の改善、優秀な介護人材の確保に期待

そこでAUTOCAREでは、

  • 仲間同士の協力を一段と進め、互いに認め合うことで、職場の雰囲気をもっと良くする
  • 仕事ぶりを客観的に可視化できるしくみを導入し、適正な人事評価を行う

といった施策に取り組むことで、介護従事者の職場環境の改善につながり、事業所ひいては社会全体として優秀な介護人材の確保につながる可能性があると判断し、介護士同士で感謝のメッセージをを送り合える「サンクスメッセージ新機能」の追加に至ったといいます。

このサンクスメッセージを使って、介護従事者同士の協力や貢献を可視化することによって、

  1. 仲間同士で互いに認め合うことで、職場の雰囲気を改善し、
  2. 介護従事者のワークエンゲージメント(仕事への充実感)を高め、
  3. 同時に仕事ぶりを客観的に評価できる

を実現できるとしています。

サンクスメッセージ新機能について、「実際にFonLogを導入する施設でこの機能を実証していく」としつつ、以下の効果が期待されるとしています。

  • 従業員同士の「感謝の気持ち」「褒める文化」を醸成できる仕組みとして、感謝の気持ちを伝える活用
  • 介護従事者が日常的に行う介護記録と同じ仕組みで活用することで、カードの手書きや集計の手間を増やさずに、従業員のワークエンゲージメントを向上させることが期待できる
  • メッセージをクラウドサービス側でグラフにすることで、介護従事者同士の協力や貢献を可視化することができ、も可能ですので、仕事ぶりを客観的な評価が可能になり、ひいては適正な人事評価につながる

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