-2026.2.26発表-
TISインテックグループのTIS株式会社(東京都新宿区)と株式会社Welby(東京都中央区)がヘルスケア領域での次世代データ連携基盤事業に向け業務提携契約を締結、ヘルスケアインフラの社会実装を目指します。

PHRプラットフォームと医療機関ネットワークの連携
TISとWeblyの業務提携の背景にあるのは「2030 年問題」。後期高齢者の割合の増加で医療・介護需要が急増する一方で、医師や看護師・介護職員の不足や地域医療格差の拡大による社会保障費の急増が懸念される社会課題です。
この「2030 年問題」の解決に向けては、電子カルテの標準化や 健康情報を個人で管理するPHRを活用した業務効率化と連携強化を図る医療DXの推進、健康寿命を延ばすことで医療・介護費を削減する予防医療の推進が不可欠とされています。
PHR(パーソナルヘルスレコード)は、個人が自分自身の医療情報や健康情報(バイタルデータ)を一元管理する仕組み。ヘルスケア事業を展開するさまざまな企業がスマートフォンで管理できるアプリを提供していますが、個別ニーズに応じた顧客ごとの「カスタマイズ」と効率的な運用のための「基盤の標準化」の両立が大きな課題となっていました。
両社の提携はその課題解消につながるもので、Welbyが提供する標準化されたPHRプラットフォームと、TISが持つヘルスケアプラットフォーム、高度なシステムインテグレーション技術を融合させることで、製薬・保険業界でのヘルスケアDXを推進するものです。
取り組みのポイント
●Welbyの医療情報・健康情報などのデータ収集機能に関するアセット/知見と、TISの標準化/接続に関する技術/知見を活用することで、電子カルテなど外部システムとの連携を実現。さらに、Welbyの「WPDP(Welby PHR & Data Portability Platform)」とTISの「ヘルスケアプラットフォーム」の連携により、PHR/EHR/EMRが一体となり、製薬会社向け治験・臨床研究ソリューションや、保険会社向けヘルスケアデータソリューションを強化。
●Welbyの持つ医療で利活用可能なPHRおよびPHRデータ基盤と、TISの持つPHR/EHR/EMRと健康・医療データ統合基盤を融合し、ヘルスケア全般に関するデータ活用を促進する環境を構築。
●製薬・保険企業は個人からの同意のもと、ヘルスケアに関するデータを収集。収集したデータを活用し、研究開発やマーケティングに活用するとともに独自プログラムの提供など個人ごとに最適なサービスを提供可能。
今後について、製薬・保険業界における高度なデータ活用による、市民の健康増進に資するサービス創造を支援すべく共同で営業活動を開始し、ヘルスケアDXのデファクトスタンダード構築を加速させるとしています。
TIS株式会社
https://www.tis.co.jp/
株式会社Welby
https://welby.jp/












