看護師向けマネージメントソリューション「Epignoナース」を提供するエピグノ(東京都港区)が、新たに医療・介護業界特化型エンゲージメント・モチベーション測定機能をリリース。医療・介護従事者の離職防止、定着率向上に役立つとしています。
医療介護従事者の定着率向上、モチベーションアップに効果
少子高齢化でさまざまな業種で人材不足が叫ばれるなか、ナース、介護士など医療・介護従事者は退職率も高く、特に深刻化している職種。ともすれば職場環境の悪化、経営ひっ迫の原因ともなり兼ねない問題ですが、その解消に向けたサービスとして、医療・介護従事者のエンゲージメント・モチベーション測定機能がエピグノから提供されました。
「愛着」「思い入れ」といった意味合いであるエンゲージメントを向上させることは、定着率や生産性向上、モチベーションアップにつながるもの。エピグノがリリースした測定機能は、自施設の医療・介護従事者向けにアンケートを配布、集計し、当該スタッフ・組織のエンゲージメント・モチベーション状態を測定、当該スタッフ・組織の退職リスクを事前に察知し、スピーディーな定着支援に役立てられるものです。
「Epignoナース」を活用し状態を測定
本機能は、エピグノが提供する看護師向けマネージメントソリューション「Epignoナース」を活用するもの。「Epignoナース」は、退職率の高い看護師の労働環境を改善して職場に定着できるしくみをつくろうと、人事評価の可視化や事務作業の効率化ができるシステム。
本機能で、自施設における医療・介護従事者、組織のエンゲージメント・モチベーション状態を測定し、事前に退職リスクの高いスタッフや組織を特定することができます。
なお「Epignoナース」はこの8月に、独立行政法人中小企業基盤整備機構のIT導入補助金の対象に採択され、常勤従業員が300名以下の医療法人・社会福祉法人なら導入費用の一部が助成対象になっています。
【新機能画面例】
①アンケート画面例
②スコア画面例