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リハビリ専用シャツが患者の意欲に影響あり!

リハビリ専用シャツが患者の意欲に影響あり! 調査

看護師がリハビリ専用シャツに期待する効果についての調査を、みんなで人生会議(東京都豊島区)と医療振興会(東京都墨田区)が共同で実施。患者のリハビリ意欲に影響があり、自立心の向上への期待が持てるとの結果が得られたといことです。詳細を紹介します。

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ケア衣料の新たな可能性が見い出せた結果に

実施した企業みんなで人生会議は、令和元年に創業した、介護、リハビリ、入院のライフスタイルの革新をコンセプトに、入院や介護の日々で「選びたい・装いたい・人に見せたい」という着用者の意思を尊重するとともに、 家族へ希望を与えるケア衣料を製造販売する「ケア衣料開発」事業等を展開しています。

今回の調査は、リハビリに関係する看護師・理学療法士・介護福祉士・ケアマネージャー等20名を対象にしたアンケート調査を実施し、リハビリ現場の声を集めたもので、その結果に「ケア衣料」の新たな可能性が見い出されました。
またこの調査結果は、NPO法人日本リハビリテーション看護学会抄録集に掲載されたということです。

リハビリ患者が着衣において抱える困難

・リハビリ患者が自ら上衣(市販の衣服)を着る際に要する時間は平均7分、最長15分

リハビリ専用シャツが患者の意欲に影響あり!

・最も時間がかかる困難な更衣の動作は、患部を使用しながらの「襟を持ち上げる行為」と「襟に首を通す行為」。つまり、服の「袖ぐり」「襟ぐり」に苦労されている患者が多い。

リハビリ専用シャツが患者の意欲に影響あり!
・リハビリ用シャツに求められる機能は「片手で着られる機能」「片手で脱げる機能」「上からも下からも着られる機能」「肩の可動域を問わない機能」「ボタンがない」

リハビリ専用シャツが患者の意欲に影響あり!
・リハビリ患者自らが更衣を行うことで「自立心」「自尊心の維持」「リハビリへの意欲」「生きることへの気力」への効果が期待。

リハビリ専用シャツが患者の意欲に影響あり!

・約95%が必要と思われる機能を有したリハビリシャツ専用シャツが必要と回答。

リハビリ専用シャツが患者の意欲に影響あり!

今回の調査結果から考えられるリハビリ用シャツに期待される機能

調査結果に関して、みんなの人生会議は次のような期待を公表しています。

「シャツの機能によって、患者のリハビリへの意欲への影響があることが考えられることから、リハビリへの新しいアプローチとしての「衣料」の可能性が見えてきました。患者自ら着脱ができるリハビリ用シャツを身に着けることにより、患者の自立心の向上の期待があること、また、新型コロナウイルス等を筆頭とした感染症の際にも、医療・介護従事者の着衣サポートが不要となり、フィジカルディスタンスをより確保することができると考えられます。」

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