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老後のこと親と話し合えている? ― 不動産投資会社が調査

老後のこと親と話し合えている? ― 不動産投資会社が調査 調査

みなとアセットマネジメント株式会社(東京都港区)が、全国の40代~60代男女を対象に「親の老後の準備」に関する調査を実施、結果を公表しました。

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「話し合いはできていないが、早い方が良い」という人が多数

離れて暮らしていても一緒に居ても、高齢になった親の今後を考えると誰しも不安が募るものです。

今後の過ごし方については認識を共有しておきたいものですが、じっくり腰を据えて話し合う機会が持てない、話を切り出しづらい、という人もいるでしょう。実際はどれくらい話は進んでいるものでしょうか。

今回、不動産のリースバック支援事業『マイホームだけは守らナイト』(https://myhome-dkw.jp/)を運営するみなとアセットマネジメントが、全国の40代~60代男女約1000人(親がご存命の方)を対象に「親の老後の準備」に関する調査を実施。その結果、次のような現状が見られました。

話し合いができている方は、『亡くなった際の葬儀』『住まい』『要介護者となった際の介護』などを話し合っているものの、それ以外のことについては、自分と親とで意見の食い違いもあって、なかなか不安や心配が払拭できないという方も少なくない様子がうかがえます。
それでも、早い段階で話し合っておくことが大切だと考えている方は多いようです。

また不動産に関して、親が認知症などによって意思能力がなくなった際に「勝手に売却すると、訴訟問題など様々なトラブルに発展してしまう可能性がある」ということで、しっかり認識しておく必要がありそうです。

 

「親の老後の準備」に関する調査結果

調査概要:「親の老後の準備」に関する調査
【調査期間】2022年1月12日(水)~2022年1月13日(木)
【調査方法】インターネット調査
【調査人数】1,017人
【調査対象】全国の40代~60代男女(親がご存命の方)
【モニター提供元】ゼネラルリサーチ

(みなとアセットマネジメント株式会社 2022年2月8日プレスリリースより)

「親の老後(将来)に関して、親と直接話し合いができていますか?」
『多少はできている(36.3%)』と回答した方が最も多く、次いで『あまりできていない(32.7%)』『全くできていない(17.8%)』『しっかりとできている(13.2%)』

老後の話となるとデリケートな部分にも触れるため、普段の家族との接し方によって話ができている方、そうでない方が分かれるのかもしれません。

老後のこと親と話し合えている? ― 不動産投資会社が調査

 

「親の老後(将来)に関して、どのようなことについて話し合っていますか?(複数回答可)」
『亡くなった際の葬儀について(52.1%)』と回答した方が最も多く、次いで『住まいについて(自宅に住み続ける、特養ホームに入るなど)(48.3%)』『要介護者となった際の介護について(46.9%)』『お金について(老後資金)(41.6%)』『相続について(遺産、保険など)(36.6%)』

介護や相続など、たくさんの判断と手続きが必要になってきます。
いざその時がやって来た際に、スムーズに物事を進めることができるよう、十分な話し合いが必要なのかもしれません。

 

『住まいについて』『お金について』『相続について』と回答した方、
「住まい、お金、相続について、ご自身と親とで意見の食い違いはありますか?」
『大いにある(1.7%)』『ある程度ある(17.8%)』『あまりない(57.4%)』『全くない(23.1%)』

残された人たちが揉めたりトラブルになったりすることを避けるためにも、意見のすり合わせは必要のように思います。

老後のこと親と話し合えている? ― 不動産投資会社が調査

老後の話し合いで意見が食い違っていることとは

  • 一緒に暮らしたいが親は嫌がる(40代/女性/パート・アルバイト)
  • 相続に関して、兄弟で揉めないように遺言書を書いてほしいが書いてくれない(40代/男性/会社員(正社員))
  • そろそろ自動車の運転をやめてほしいが、まだ大丈夫と言って運転している(50代/男性/会社員(正社員))
  • 認知症になっていて、一人暮らしが難しくなってきているにも関わらず、本人はその危険性を認知できず施設に入るのを嫌がっている(60代/女性/専業主婦)

 

「話し合いによって親の老後(将来)に関する不安や心配は払拭できましたか?」
7割の方が『全て払拭できた(16.1%)』『ある程度は払拭できた(今後さらに話し合いの余地はある)(54.7%)』

「親の老後(将来)に関して、早めに話し合っておいた方がいいと思いますか?」
9割以上の方が『とてもそう思う(51.3%)』『ややそう思う(43.7%)』

早めに話し合うことで、老後についての話し合いに十分な時間を使えたり、老後の選択肢を広げるための準備も十分にできたりと、メリットが多いように思います。

老後のこと親と話し合えている? ― 不動産投資会社が調査

老後の話し合いを早めにしておいた方が良い理由

  • 早くから話し合うことで修正もしていきやすい。普段から老後についてみんなが考えることができる(40代/女性/会社員)
  • 納得がいくまで話し合っておかないと、いざその時がきたときに何から始めたら良いか戸惑ってしまうと思うから(40代/女性/パート・アルバイト)
  • ある程度の心の準備はしておくべきだと思うので、そのためにも話をしておくことは大切だと考える(50代/男性/自営業・自由業)
  • 親がまだ元気で認知症などにならないうちに、お金の問題や介護の問題、相続の問題をきちんと話しておかないと、あとあともめる原因になる(50代/女性/自営業・自由業)

 

「親の老後(将来)に関して、親と話し合いができていない理由を教えてください(複数回答可)」
『気を使ってしまい聞きづらいから(30.9%)』と回答した方が最も多く、次いで『親が元気なのでまだ早いと感じるから(24.7%)』『親の老後や死などについて考えたくないから(24.3%)』

元気なうちに老後の話をするのは親の機嫌を損ねてしまうのではないかといった気遣いをしているようです。
また、今は元気だからと後回しにしてしまっている様子も窺えます。

老後のこと親と話し合えている? ― 不動産投資会社が調査

 

「認知症などで“意思能力”がなくなった場合、家を売却できなくなることをご存じですか?」
7割の方が『知らない(70.4%)』と回答

「認知症でも自宅を使って資金調達できる方法があることをご存じですか?」
9割近くの方が『知らない(89.7%)』と回答

老後のこと親と話し合えている? ― 不動産投資会社が調査

 

みなとアセットマネジメント プレスリリース
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000002.000039606.html

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