一般社団法人Future Grip研究所(栃木県宇都宮市)は、介護、障害福祉業界向け、次世代を担う経営者のためのマネジメントコミュニティ支援サービス「FG Lab(エフジーラボ)」のβ版リリースを発表。深刻化する廃業問題を解決すべく、介護福祉業界初の施設マネジメントビジネスが誕生することになります。
介護施設の譲渡、廃業問題が深刻化
介護施設経営の提案型ビジネスを展開するFuture Grip研究所は、コンサルティングやシステム企画開発など介護福祉業界に向けた事業を展開する一般社団法人。特にここ5年、介護福祉業界で深刻化している介護施設に関連した問題の解決につながるサービスの提供を開始しました。
その問題とは、増加する施設の事業譲渡、廃業問題。介護ではサービス付き高齢者住宅、障害福祉福祉では放課後等デイサービスや児童発達支援事業を代表されるように、急速に施設が増加しつつも、人材不足などによって手放すケースが増えているのが現状です。
施設が増える数だけ現場責任者である施設長や管理者も必要となる一方で、現場経験の浅い人材のやむを得ない抜擢、属人的な管理の常態化、マネジメント経験や学習環境不足などが要因で、現場マネジメント業務の滞り、組織文化の崩れ、離職増加、現場の疲弊など悪循環につながっているケースが多いようです。
次世代の経営者や管理者の育成を図るサービスへ
そうした現状に対し、Future Grip研究所が提供するサービスが、施設・事業所向けのマネジメント支援ICT×業界におけるエキスパートマッチングの両機能を持つ「マネジメント支援サービス」。理事長や施設長が行うべき業務を明確にさせ、次世代の経営者や管理者の育成を図るというものです。
経営者、現場の施設長や管理者を支援するICTは業界初といえ、多くのツールや情報・事例を提供、経営者や本部の現場マネジメント状況の把握、管理を円滑にし、さらに施設運営に必要なマネジメント業務が学べ、運営管理能の向上が目指せます。
同じ悩みを持つ経営者、後継者のコミュニティの活用で、新施設長の早期育成、ケアにも貢献できることも特徴となっています。
■「FG Lab」の特徴
経営者・本部・施設長に求められる施設マネジメント業務のすべてを動画で配信
稼働率アップ、収益改善、人材採用・定着・育成など、施設マネジメント業務の20カテゴリ―600個の動画、明日から実践できるツールで、経験の浅い施設長・管理者や新任園長でもマネジメントレベルの引き上げが可能
各テーマの専門家、スペシャリストに直接相談しながらマネジメント業務を進めることができる
業界に精通した各テーマのスペシャリストによるチャット・オンライン相談機能、研修やサービスマッチング機能で、ケースに応じた助言が受けられる。
価格は月1万円から
施設マネジメント業務の一元管理や効率化による業務コスト、スペシャリスト相談による研修・コンサルティングコスト、さらには、職員意識調査、保護者・ご家族調査などのリサーチサービスコストなど、さまざまなコスト削減が可能。施設の負担に配慮した月々1万円からの料金プラン