介護施設運営者にこれからの経営に役立つ情報が配信されます。介護職員向けにオンライン研修の動画サービスを提供するメディパスが開始する新たなサービスで、今度は介護施設運営者に居ながらにして業界トレンドを届けるサービスです。
新型コロナウイルスで遠のく業界トレンドとの接点
濃厚接触を避ける、密になってはならない。社会活動が制限される新型コロナウイルス感染症の影響は、特に感染弱者である介護・高齢者向け施設はより厳しい対策が求められており、施設での様々な活動に対するオンライン化へのニーズは急速に高まっています。
常日頃から介護業界にまつわる有識者の発言や業界トレンドに敏感な人には、その情報収集源となるセミナーなど参加が限られてしまいます。
もともと講演会やセミナーには「忙しくて講演会等にはなかなか行けないが、情報は欲しい」「地方から東京のセミナーに参加したい」「集合研修で他の職員に学ばせたい」といったニーズが強く、新たに開始されるメディパスのサービスには期待が高まります。
実際のイベントの開催が難しいなか、場所や時間を意識することなく介護分野の第一線の有識者によるセミナーに参加できることは、事業方針の意思決定に関する示唆や、表に出ることのない業界の現状など、介護施設運営に役立つ情報を手軽に入手できる、運営者にとって強力な武器となり得ます。
業界キーパーソンによる業界イベント時の講演など視聴可能に
新サービスの「メディパスアカデミープラス」(https://plus.medipass-academy.jp/)は、介護関連施設・法人の運営者に向け、この分野の有識者によるセミナーにオンデマンドでいつでも参加できるプログラムです。
2020年5月下旬のサービス開始時に視聴できるコンテンツは、昨年、高齢者住宅新聞社が主催し開催された業界向け展示会「住まい×介護×医療展」内で実施された講演や座談会を中心に、1本50~90分の動画約70本です。以降、介護施設運営に役に立つ講演会や講座を順次追加していく予定としています。
視聴費用は、チケット払いの場合、1講演一律3,000円。全ての講演動画は最初の3分間は無料で視聴が可能です。
なお購入した動画は再生回数の制限や期限はなく、いつでも何度でも視聴することができ、個人で視聴した後は事業者の集合研修などにも活用することができるとしています。
なお、視聴に関しての料金体系は以下となっています。
入会金:無料
チケット払いの場合:1講演3,000円、
クレジットカード決済の場合:1講演5000円