鳥取県智頭町のコネクテッドカーによる移動役場で、米子市のコロンブスが提供するフレイル評価システムとオーダーメイド運動処方プログラムを採用し、フレイル度チェックサービスを開始しました。
県補助金でスタートした高齢者の介護予防プロジェクト
鳥取県八頭郡に属する智頭町(ちづちょう)では、令和3年度鳥取県補助金で「智頭Miraizeプロジェクト」を立ち上げ、そのなかで5Gなど通信機能を搭載したコネクテッドカー(大型ワゴン車)を地域に派遣する出張型で、役場窓口等と同等の行政サービスなどを地域で提供する新しい行政スタイルに取り組んでいます。
介護に関しては地域住民グループ支援事業として、60歳以上の住民対象に、グループになって体操やゲーム、カラオケなどを楽しむ機会をつくり、住民の健康維持や生きがいのある生活を支援するミニデイサービスを実施、要介護状態になることへの予防を図っています。
そうした「智頭Miraizeプロジェクト」のコンテンツとして介護予防系のシステムを採用し、コネクテッドカーによる高齢者のフレイル度をチェックするサービスが開始されました。
コロンブス提供の介護予防系システムでフレイル予防
採用したシステムは、同県米子市を拠点とするコロンブス提供のフレイル評価システム「ASTERⅡ」とオーダーメイド運動処方プログラム「ロコタス®」。これらシステムを使い、高齢者の介護予防のための健康状態チェックや運動メニューを提供します。
フレイル評価システム「ASTERⅡ」(アスターツー)
25問(厚生労働省作成)の質問に回答するだけで、即時にフレイル度(高齢者の心身の衰え度)を判定できるシステム。
オーダーメイド運動処方プログラム「ロコタス®」
体力測定の結果を入力するだけで、個人個人に合わせた運動メニューを生成するシステム
コロンブスは、ICT、IoT等のご術を活用し、介護や福祉、医療に関わるシステム提供、フレイル・サルコペニア予防に関わる事業を展開しているソリューションベンダ。今回の採用をきっかけに、「豊かな山林に囲まれ点在する集落と、役場や病院のサービスがより身近なものになることを、コロンブスはサポートしたいと考えています。」としています。
フレイル評価システム「ASTERⅡ」
https://columbusegg.co.jp/aster2
オーダーメイド運動処方プログラム「ロコタス®」
https://columbusegg.co.jp/locotasu/
株式会社コロンブス
https://columbusegg.co.jp