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よしもと“住みます芸人”がナビゲートする高齢者向け「バーチャルツアー」

よしもと“住みます芸人”がナビゲートする高齢者向け「バーチャルツアー」 製品・サービス

全国各地で地元を盛り上げている吉本興業所属の“住みます芸人”のナビゲートで、遠隔地の観光をリアルタイムで体験できる高齢者向け「バーチャルツアー」サービスが登場。有料老人ホームで試験導入ののち、全国に展開する予定です。このユニークなサービスの概要を取り上げます。

 

よしもと住みます芸人って?
吉本興業による地域の活性化や地域発信を目的としたプロジェクトのひとつで、47組の“住みます”芸人が47都道府県に実際に住んで、地域を盛り上げていこうという試み。2011年4月から始まったもので、吉本興業のエリア担当社員とともに、笑いの力による地域活性化に根ざした活動を続けています。

よしもと“住みます芸人”がナビゲートする高齢者向け「バーチャルツアー」

吉本興業ホームページより

そんなお笑い芸人を“バーチャルツアーコンダクター”に起用するというユニークな企画を考案したのは、生活総合支援サービスを提供するHITOWAグループで、有料老人ホーム「イリーゼ」等を国内で約140施設運営するHITOWAケアサービス(東京都港区)。
きっかけは「イリーゼ」入居者の「新型コロナウイルスの影響で外出を控えてしまい好きだった旅行にも行けない。」という悩みを解決するためだったといいます。

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スマホ撮影動画で観光レポート、対話やお土産も用意

今回は「イリーゼ」介護スタッフが観光企画や現地との交渉・手配を担当、タイムテーブルや住みます芸人レポーターの台本は、旅行業務取扱管理者資格をもつHITOWAケアサービスのトラベルスタッフが独自の情報網や旅程管理ノウハウを活かして担当するとしています。

ツアー当日は現場から、住みます芸人がスマートフォンで観光地の動画を撮影しながら観光レポートを行い、同時に、利用者はホーム備え付けの大型スクリーン・プロジェクターを使い、リアルタイム対面動画通信により、ホームに居ながらにしてレポーターとの対話や観光クイズ、観光地の景色や見所を楽しめるというものです。

ツアーの締めくくりには観光地の銘菓・特産品がお茶菓子として提供され、他の参加者や介護スタッフとバーチャルツアー体験を共有できる喫茶会も用意されており、旅行を安心・安全に、趣向を凝らした疑似体験ができるようになっています。

よしもと“住みます芸人”がナビゲートする高齢者向け「バーチャルツアー」

サービスイメージ

よしもと“住みます芸人”がナビゲートする高齢者向け「バーチャルツアー」

ナビゲートを担当する上原チョーさん

よしもと“住みます芸人”がナビゲートする高齢者向け「バーチャルツアー」

ナビゲートを担当するベリー大坪さん

サービス概要
■名称: イリーゼトラベル バーチャルツアー
■内容: 遠隔地観光を住みます芸人がリアルタイム動画レポートし入居者がホームで旅行を疑似体験できる。
■料金: 基本料金1,500円(税別)~ ※テスト期間中
■時期: 2020年11月30日(月)~テスト運用開始 ※2021年中の一般(介護事業者)販売を目指します
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